京つう

旅行・観光  |上京区

新規登録ログインヘルプ




 本稿では、編者の責任により、メジュゴリエの出来事に関連があると思われる箇所を司祭のマリア運動公式パンフレット『聖母から司祭へ』(日本語訳新版)のメッセージの中から抜粋して、年月日順に並べてみました。
 ただし、『聖母から司祭へ』のメッセージの中に、メジュゴリエの地名を明記した部分は1か所もありません。
 司祭のマリア運動としての姿勢については、『聖母から司祭へ』巻頭解説を、ご参照ください。

番号(ページ)――年月日、地名
メッセージ抜粋

221(320).――1981年2月11日
 私の軍勢は、すでに準備がととのっています。私の“とき”が来たのです。わたしの戦いは、いよいよ、最後の段階にはいろうとしています。
 潔白の光のもとにあゆみなさい。あなたがたのまわりにただよう香りは、決して罪を犯さなかった、私のおん子イエズスと、あなたがたの天の母の香りだけでなければなりません。
 神の“いのち”そのものの香りがあなたがたのなかにありますように、この香りは、あなたたちを包んでいる恵み、照らす知恵、導く愛、支える祈りと、清める苦業の香りです。

227(328).――1981年7月1日、ヴァルドラゴーネ(サンマリノ)
 それにしても、なぜ私は、今年もまた、あなたがたがここに来るようにと望んだのでしょう? それは、太陽に包まれた婦人であるあなたがたの天の母と、その反対者の赤い龍との戦いが、すでに、決定的な段階に入ったからです(編者:新約聖書のヨハネ黙示録12章参照)。
 この数ヶ月のあいだに起きたことは、予言されて、今あなたがたが過ごしているこの清めの時期と深いつながりがあります。
(編者:この年の、5月2日には、英国のロンドン・ヒースロー空港にて、犯人がファティマ第3の秘密の公開を要求するハイジャック事件がありました。5月13日には、教皇ヨハネ・パウロ2世狙撃事件。6月24日には、メジュゴリエの聖母出現が始まっています)。
 それで、知恵の聖霊に助けられて、いま、あなたがたが生きている現在のこの“とき”のしるしを読みとるようになさい。そのためにわたしは、この高間に、あなたがたを連れてきて、強めてあげたのです。なぜなら、今こそ、私の偉大な計画が実現されなければならないからです。

247(358).――1982年6月19日、スプリット(ユーゴスラビア)
 あなたがたのうちに、母は光栄をうけています。
 それは、聖なる三位一体の完全な光栄のために、あなたたちみなを捧げることができるからです。こうして母は、この神に対する反逆のときにも、あなたがたを通して、主に栄光の賛歌をささげることができるのです。
 私の声をききわけ、私の心の神秘に入ることは、世の賢い人、権力ある人、富む人、傲慢な人にゆるされないで、小さな人、貧しい人、主の謙遜なしもべに与えられたのです。私は、この人たちを使って、私の軍隊をつくりました。すでに、準備のときはみたされ、これから戦いの決定的なときに突入しなければなりません。

298(458).――1984年11月14日、ザグレブ(ユーゴスラビア)

 この国では、わたしの子らが苦しんでいて、かぞえきれないほどの苦悩の重荷を支えています。わたしの、そして、あなたがたの敵から、これほどまでに脅かされているこの国を、わたしは、ひじょうに愛しています。そして守っています。わたしは、みなさんの上に光り輝くわたしのマントを広げて、わたしの汚れなき心の安全な避難所にうけ入れます。

 わたしは、平和の后です。
 人類は、戦争と大変な破壊の危険から、こんにちほど脅かされたことはありませんでした。わたしは、世界に平和をもたらす使命を神からまかせられていますから、わたしによりすがりなさい。
 それで、わたしといっしょに、たえず信頼をもって祈りなさい。とくにロザリオをとなえなさい。そうすれば、改心の偉大な恵みを神からいただくことができるでしょう。すべての人の心が愛と善良さの考えに開かれますように。こうして平和は、人々の心に入り、家庭にも、国家にも、全世界にも拡げることができるでしょう。

 わたしは、慰めの母です。
 これほど悩みの多いこの時代にあって、わたしは、みなさんひとりびとりのそばにいます。あなたがたの生活の困難なこの時にわたしもあずかるように。
 わたしは、いつもそばにいます。あなたがたが祈りまた働くときにも、歩みまた休むときにも、喜びまた苦しむときにも、わたしが母として、そこにいることの確かな証拠を与えましょう。多くの苦しみのなかで喜びと慰めを与えるために、わたしは新しい方法で、またもっと不思議な方法をもって出現するために、わたし自身がこの国を選びました。心の清い人は、わたしを見、貧しい人、小さな人、単純な人は、わたしのいうことを聞き、けんそんな人や病人、そして罪人は、わたしをみつけ出します。
 困難や障害物があって、わたしの出現の場所に来られないのを悲しんではなりません。祈るときには、あなたがたは、つぐないをし、わたしの母としての呼びかけに耳をすましなさい。わたしの呼びかけとは、改心の愛の道を歩むことであって、こうして、あなたがたは、あなたがたの間に現れる天の母を霊的に迎えることができます

 わたしは、信頼の母です。
 この時代には、どれほどたくさんのかわいそうな子らが神から離れていくことでしょう。こうなるのは、無神論の謬説のいけにえとなるからです。無神論は、こんにち、ひじょうに広められていて、マスコミのすべての手段を通じて主張され宣伝されています。神の拒絶、不信仰、不道徳、不正と邪欲のくら闇のなかに歩む人の数が、かぞえきれないほど多いのです。罪悪は、氷の厚いおおいのように、全世界をおおいつくしています。そのために、神の正義のさかずきは、すでに溢れるほどいっぱいです。
 わたしが、これほどしばしば現れるのは、救いの道をさし示すためです。この道は、神にたちもどる道です。もし人類が神にたち戻るという母としての招きをうけ入れないならば、容赦なく全滅させられるでしょう。それで、わたしは、くりかえし、心からなるこのメッセージを与えます。神にたちもどる道を歩みなさい、改心しなさい。

311(488).――1985年6月5日、ヴァルドラゴーネ(サンマリノ)
 わたしがまだ出現をおこなっている国で、前に述べたとおり、今年わたしは、わたしの運動を深く潔め、1つの十字架を担わせました。
(編者:ご出現を受けた子供たちをかばったヨジョ神父の、共産主義政府による逮捕と強制労働。教区の司教と、子供たちをかばっているフランシスコ会との間の対立。調査委員会の調査の難航と混乱などを暗示すると思われます。この件に関して、ウェーン・ウィーブル著『メジュゴルイエ――ザ・メッセージ』中央出版社1993年12月初版を参照しました)。
あなたたちは、まだその荷を重く、深く、ひじょうに深く感じているでしょう。それは、このわたしのわざが潔められ、ますますわたしの計画に応えることができるようにするためです。
 挫けてはいけません。わたしに強く信頼しなさい。

346(553).――1987年2月24日、ルッビオ(ヴィチェンツァ)
 この時代に、あなたたちが、全世界を照らすようにと、わたしはよびかけます。こうして、あなたたちの協力をもって、わたしが、毎日、わたしの汚れなき心のおく底につくりあげている新時代への、苦しみにみちた過渡期を実現できるのです(編者:この部分のメッセージ抜粋は、純粋に編者個人の直感のみによります)。

387(627).――1988年8月31日、ウィーン(オーストリア)
オーストリア、ドイツ、ユーゴスラビア、ハンガリーのマリア運動の司祭たちといっしょに、チェナクルムの形で行われた黙想会

 あなたたちが、わたしと一緒に、わたしを通しておこなう祈りに、わたしはいつも心を合わせます。
 わたしは、喜んであなたたちの兄弟愛にあずかり、あなたたちのうちに、もっと大きな愛が育つようにします。おたがいに理解しあい、この時代のむずかしい道をみんなが一緒になって歩むように助けてあげます。
 わたしは、あなたたちのために、聖霊の豊かな賜をとりつぎます。あなたたちの天の母の力づよい取りつぎによって、おん父と、おん子から、あなたたちに、聖霊が与えられます。その豊かな賜とともに。
 あなたたちは、わたしの時代に入ったのです。あなたたちは、この終わりの期間に、わたしの使徒となるように召されています。

 マリアを仰ぎみる目。これによって、あなたたちは、わたしの信仰の清い光に照らされ、神のみことばをけんそんに受け入れ、愛で守り、ことばと行いをもってこれに生き、また忠実に神のみことばを伝えるようになるでしょう。わたしは、あなたたちが、まことの信仰をいつも保ち、その勇敢なあかし人となるために歩まねばならない道を、照らしていくのです。

 マリアを仰ぎみる目。これによって、あなたたちは、わたしの潔白と聖徳の清い光に照らされるのです。どれほど多くの人々が、罪と悪、不潔と傲慢、冒涜と偶像崇拝の不敬な暗闇に包まれていることでしょう。あなたたちは、聖徳の道を辿って、わたしについて来なければなりません。そのすべての腹黒さをもって現れる罪と強く戦う決意があなたたちにあるなら、聖徳は得られます。それは、神の恵み、愛と潔白、愛徳とすべての善徳の実行のうちに生きるために必要です。 
 そのようにするなら、あなたたちは、唯物主義の大きな傷をいやすために協力することになるのです。この唯物主義こそは、あなたたちの国に、不道徳、快楽の極端な追及、ぜいたくな生活、限度を知らない利己主義、どん欲、そして、小さな人や貧しい人々、最も除外されている人々のことを思いやらないという病気をもたらしたのです。

 マリアを仰ぎみる目。これによって、あなたたちは、わたしの祈りと、母なるわたしの愛の、清い光で照らされるようになるでしょう。祈りのチェナクルムをふやしなさい。尊いロザリオをいつもとなえなさい。分離、離婚、堕胎、いのちを妨げるすべての手段を正当化することにより、あなたたちの家族を脅かす大きな悪を償うために、あなたたちの国々に家庭のチェナクルムをふやしなさい。
 あなたたちの祈りは、いつも、ご聖体のイエズスを中心としなければなりません。その祈りが、ご聖体のイエズスに対する絶えざる礼拝、償い、賛美と感謝の祈りとなりますように。ご聖体の秘跡のうちに、現存しておられるイエズスに対して、愛と礼拝が、再びいたる所で栄えますように。
 キリストの栄光あるみ国の到来は、イエズスのご聖体の王国の勝利とともに実現するでしょう。イエズスを愛し、イエズスの手本にならいなさい。世間を軽蔑し、へりくだりの道を歩みなさい。大艱難のこの時に、母であるわたしのあわれみ深いまなざしに見まもられて、キリストの光だけがあなたたちを照らしますように。
 昇ってくるあけぼののようなわたしの光は、東から広がり、日ましに強くなって、全世界を覆うようになるでしょう。

392(635).――1988年10月27日、ザグレブ(ユーゴスラビア)
スロベニア語とクロアチア語のマリア運動の司祭たちといっしょに、チェナクルムの形で行われた黙想会

 この日々、わたしは教会と世界のうえに、どれほどたくさんの恵みを降らせていることでしょう。苦しみと困難のこの時にあって、わたしは、あなたたちと、このわたしの運動のため、そして、天の母の助けを必要とするあなたたちの祖国のために、この汚れなき心から、どれほど多くの恵みを湧き出させることでしょう!
 わたしは、あなたたちの祖国の母であり后です。わたしは、母としての特別な愛情であなたたちを愛しています。今日、わたしは、わたしが特別に愛しているこの国のすべての人に、はげましと慰めを与えたいのです。

 今は、あなたたちの時です。あなたたちが、公に証すべき時です。

 愛のあかし人となりなさい
 イエズスのみ心と、母であるわたしの心をもって兄弟たちを愛しなさい。すべての人、特にとおく離れている人、もっとも貧しい人、もっとも必要を感じている人、もっとも苦しむ人を愛しなさい。罪人、神を否定する者、無神論者、憎む者、暴力と不潔の道を歩む人々を、わたしの心をもって、愛しなさい。今こそ、ひき裂かれ、血まみれになった多くの傷の上に、母であるわたしからの薬として、あなたたちの愛が注がれますように。そうすれば、あなたたちは、平和と一致、そして大きな兄弟愛を築く者となるでしょう。

 祈りのあかし人となりなさい
 いつも祈りなさい。もっと祈りなさい。尊いロザリオを持って祈りなさい。祈りのチェナクルムをふやしなさい。堕胎、離婚、そして、命を妨げるすべての手段が正当化されたために、こん日、キリスト教的家庭の存在をおびやかす大きな悪が生じています。この悪を防ぐために、わたしがのぞんでいる家庭的なチェナクルムを、あなたたちの国に特に広めなさい。
 祈ることによって、あなたたちは、すべて、主からいただくことができるのです。とくに、あなたたちの天の母であるわたしといっしょに祈るなら、あなたたちは、心を変える改心の偉大な賜を受けることができるでしょう。祈りをもって、あなたたちは、まい日、自分と自分の国からたくさんの危険と悪を遠ざけることができるのです。

 あわれみのあかし人となりなさい
 こん日、とくにあなたたちは、神のおんあわれみの偉大な特別な徴にならなければなりません。あなたたちの心が、イエズスのみ心のように、善良で忍耐づよく、柔和でけんそんな、あわれみ深い心となりますように。そうすれば、あなたたちは、いつも神の愛の光を与え、すべての人を救いの道に連れ戻すでしょう。
 決して裁いてはなりません。誰も罪に定めてはならないのです。あなたたちの使命は、あなたたちの祈り、あなたたちの苦しみという、あなたたち自身のいけにえの、その超自然的な力をもって、人を救うということ、それだけです。
 イエズスのあわれみ深い愛の奇跡は、あなたたちが、それを行う時に実現されるでしょう。わたしの汚れなき心の勝利は、すなわち、イエズスの、あわれみ深い愛の最大の勝利のうちにあるのです。イエズスは、世界を新たにし、愛と聖徳と平和の新しい時代に、あなたたちを導くでしょう。

580(1014).――1996年9月20日、ザグレブ(クロアチア)

 この国では、国内に痛々しい暴力と戦争という試練を持ち込むことによって、わたしの反逆者が暴れ回りました。わたしの子らは全て、なんという苦しみを忍ばなければならなかったことでしょうか!
(編者:メジュゴリエの聖母出現が始まってからちょうど10年後の、1991年6月24日から、ユーゴスラビアの内乱が始まりました)。
 しかし彼らが解放と平和の大きな賜物を得ることができるようにと、わたしが仲介の労を取り成しました。

 しかしもっと重大な苦難が、すでにあなたがたを待ち受けています。

 小さな群れよ、恐れることはありません。天の御父は、わたしの汚れなき心の王国をあなたがたに与えることを喜ばれました。わたしをあなたがたに示しましたが、あなたがたは、わたしの小さな子どもたちが持つ寛大さをもって、わたしを迎えてくれました。
 今わたしは、あなたがたの霊魂の輝く園の中で、天の庭師としてわたしが育てる全ての徳の修練によって、あなたがたを純潔、愛、そして聖性の道に導くことができます。
このようにして、神の憐れみの浄化の恵みを世界に広めることができるように、毎日わたしはあなたがたを、神の正義に対する償いの犠牲として捧げます。

 小さな群れよ、恐れることはありません
 あなたがたが間もなく生きようとしている時は、もっとも重要な時の1つです。なぜならば、わたしが予言した全ての出来事は果たされなければならないからです。
 この国に起こったことは、すべての人々にとって、1つのしるしとなります。

(このブログでは、コメントやトラックバック、メールやメッセージなどを一切受け付けておりませんので、よろしくご了承ください)。


Posted by haruka  at 08:04 │旅行資料